山岳の形からか、雲海ができる。
そのため城跡が雲海の上に浮かぶように見え、日本のマチュピチュなんて呼ばれたりしているらしい。
そこに行ってきた。
京都駅から後輩の車に乗って、3時間。
名神高速道路、中国自動車道、播但連絡有料道路を通って、和田山インターチェンジへ。
出発したのは午前0時、着いたのは3時半頃。
竹田城跡のある山、虎臥山は車で途中まで登れる。
びっくりしたのは、すでにその時間から駐車場が混み合っていること。
最近テレビに取り上げられたせいなのか。
一番の見所は日が昇る時の雲海。
日の出の時間は6時半頃だというのに、正規の駐車できる場所は完全に埋まっていた。
やや無理矢理に駐車して車を降りて1キロほど歩き、山城へ。
天気は最高。
月光に照らしだされた雲海がすでに見えた。
カメラの勉強不足で綺麗な写真が取れなかったのが残念。
そこから日の出までは、寒さとの戦いだった。
多分気温は3度前後。
真冬の最防寒装備なのに、とにかく寒い。
おそらく湿度のせいだったのだろう。
あまりに寒くて憂鬱になりそうだった。
一番の撮影スポット、鑑賞スポットはすでに大勢に占拠されていたので、適当な場所で日の出を待つ。
ようやくオートで綺麗に撮影できるようになってきた。
真夜中のときは、街の光が強すぎて雲海が綺麗に取れない。
たぶん、雲海が比較的薄い日だったのだと思う。
パノラマでも撮影できるほど、光量が確保できるようなる。
人だらけ。
上から見ると懐中電灯を手に続々と人が登ってくる。
城攻めだ、と会社の同僚と言ったりしていた。
徐々に。
日が。
昇って。
キタ━(゚∀゚)━!
なんか飛んできた。
城をとっているのか、朝日をとっているのか、それとも竹田城跡の混み具合を取材していたのか不明。
日が昇ったあと、改めて城跡をめぐったのだけれど、非常に広大で立派な城跡だった。
地上でもこのサイズの城はそうそう無い。
雲海とセットで撮影すると、日本のマチュピチュと呼ばれるのがわかった。
もう一つ、立雲峡という向かいの山から雲に浮かぶ城跡を撮影できるポイントがある。
しかし、こちらから見ても何度も光が見え、相当混み合っていることがわかった。
寒いし眠いし、限界。
兵庫中部の名物、但馬牛を食べて帰る予定だったのだけれど朝だから店も開いていない。
他にも観光スポットはあるらしいが、時間はまだ8時。
どこも開いていないのでさっさと帰ることに。
一見の価値のある場所だった。
これを読んで行く人がいるなら、これでもかというほど防寒装備をしていくことをおすすめします。
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