2013年2月27日水曜日
Windows PowerShellのコマンドレットのサンプルが充実している件について
こんばんわ。
このブログを読んでいる少数の読者さん、Windows PowerShell使ってますか?
ちなみに、自分は使ってない。
少し手を出しては、「なんか使いづらい」「なんか違う」「気分が乗らない」と放り出して、古き良き(?)cmd.exeに戻ってばかり。
でも、それじゃダメだ、せっかく用意されている便利ツールをもったいない。
……と思って使い始めている。
Windows PowerShellはオブジェクトベースのターミナル。
扱うオブジェクトというのは.net Frameworkのオブジェクトのため、C#やVBを使用している人ほど便利に扱えるツールになっている。
コマンドレットを打って返ってくるのは皆.net Frameworkで使い慣れたオブジェクトばかり。
.batファイルの不親切で不十分なコマンドを並べて唸るより、スマートでパワフルな.net Frameworkの基本オブジェクトを使ったほうが断然楽だ。
もちろん、何事でも慣れるには少し時間がかかる。
初心者にとっては、ヘルプとサンプルの充実っぷりが重要になってくる。
Windows PowerShellはどうか?
cmd.exeで使用したことのあるhelpコマンドはget-helpコマンドレットとして生まれ変わり、より詳細なヘルプを提供してくれる。
とはいえ、何もオプションを付けずにget-helpを使用しても、大した情報は得られない。
-examplesあるいは-detailもしくは-fullのオプションをget-helpコマンドレットをつけることで、詳細な、整備されたヘルプとサンプルを入手することができる。
MSDNドキュメントもびっくりするほどの量。
特に注目すべきはそのサンプル(例)の数。
get-helpのサンプルですら、なんと15例も存在して動作の詳細を日本語で説明してくれている。
下手にGoogleで検索するよりもよっぽど詳細で信頼性のある情報が手に入る。
これを整備する手間と苦労を考えると、さすがマイクロソフト、と唸らされる。
Rubyの公式ドキュメントもこれぐらいがんばってくれたらなー。
(おわり)
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