2013年5月11日土曜日

移転

  • Googleのwebサービスのあっけない打ち切り方が怖い
  • GoogleのGoogle+への集中化が嫌だ
  • はてなブログが案外使いやすい。
などの理由からこのブログはBloggerからはてなブログに移転します。


このブログを消すことはないと思いますが、今後おそらく更新はしません。

2013年5月6日月曜日

沖縄旅行とその反省
































沖縄旅行に行ってきた。

訪れた観光スポット等は下記の通り。

  • 沖縄本島
    • 海中道路
    • 首里城
    • ガンガラーの谷
    • 万座毛
    • 美ら海水族館
    • 国際通り、市場
  • 石垣島
    • フサキビーチ
    • 前勢岳、ヤエヤマボタル
    • ダイビング
    • 石垣島鍾乳洞
    • 川平湾
    • 御神岬
    • 白保ビーチ
    • 由布島
  • 西表島
    • カヤック、ピナイサーラの滝

みやげ話は下手すぎることがわかっているので、反省点をいくつか上げていくことにする。

飛行機について


LCCが安い!
自分が使ったのは関空~那覇の往復3万円だったけれど、3ヶ月前に予約すれば往復1万5千円でいけた。もったいない。
一方で、天候や機材トラブルなどで飛行機は容易に飛ばなくなる。
乗り継ぎをする場合、LCCの使用は注意。安い分、リスクも相応だ。
今回、石垣島~那覇のANAが8時間の遅延となり、帰りの便は使用できず、唯一あったANAの石垣~関空の直通便に振り替えてもらった。
これがなかったと思うとゾッとする。

ダイビング、シュノーケリングについて


ホームページを見て適当なダイビングショップにツアーを安易に申し込んだけれど、これが失敗だった。
非常に小さなショップで、ツアーの内容も最低限のものだった。
船が小さい、ガイドが少ない、設備もよくない。
1ダイブ+1シュノーケリングが天候不順でシュノーケリングがなしになったが、割引額は1000円のみ。
ツアーを使うなら事前に、旅行代理店などを通して申し込んだほうがいい。

シュノーケリングだけなら、潮の時間を計算に入れて、有名なビーチに自分たちで行くほうが安上がり。

離島のツアーについて


基本的に割高。
自分たちで回るに越したことないけれど、西表島の深部、滝などは経験なしに行くのは危険だ。
ツアーを申し込んだことに後悔はないけれど、どの程度の危険さとどの程度の装備が必要かさえわかれば、次からは不要かも。

総評


現地で考えればいいや、何とかなるだろ、と思ってた部分で金を取られた。
日本国内なので、困ることは一切ない。コンビニだってそこら中にある。
出費を抑えたければ、事前に安く充実した観光を行う手段を調べて奥必要がある。

石垣島の人は親切、というのは本当。それと同時に商売上手。
ダイビングやツアー関係者などは現地の人じゃないので大して親切でもないので注意。

次に行くなら、石垣島直行で宿は民宿を使用、自分たちでシュノーケリングだけ楽しみたい。

2013年4月21日日曜日

ダメになろうと思ってたら、本当にダメになってた件

昨年か、その前ぐらいの年か。
就職して3年経って、「あ、仕事楽だわ、こりゃもっと手抜いて楽して、ダメになってもいいわ」とか思った。
そうやって2年過ごしたけれど、本当にダメになってた。
これほど、思った通りに物事が進むなんて初めてだな。(涙目)

きっかけは他社への技術営業。
取引先で企業規模は勤務先よりも小さいところなのだけれど、そこの若手社員がものすごくしっかりしていた。
こう、「自分の仕事に責任もってやってますよ」的なオーラが出てる。
言うこともしっかりしてる。

かたやこっちは午前3時就寝の眠気を必死に堪えて、話が来ても適当に返すだけ。
というか3語ぐらいしかしゃべってねー。いる意味ない。

今思うとヤバイ。というかヤバイ。

ヤバイ。

ここで性根を入れ替えるかって?無理無理。
人の性根なんてもう変わらないことぐらいわかってるよ。

あー、残りの人生どうしよう。
高校ぐらいから全てにおいてEASYMODEを選んできたツケが、そろそろくるらしい。

そもそも、高校の頃「あー、自分まともじゃないわー。たぶん生きていけないしどうやって死ぬかを考えとこう」とか思ってたのに。
それがなんか滑り止めの大学に入学して、授業楽すぎて、就職もそこそこ楽で、仕事も楽で。
「おいおい、思った以上にこの世の中ちょろいんじゃね―の?」とか悟ってみたりした。

ところがぎっちょん。
「ん?何勘違いしてんの?お前の人生における苦痛はこれから始まるんだよ?」ということらしい。

死ぬと親不孝なのでせめて親が生きている間は、なんとか面目を保たないとね。
いろいろなものを騙して、すり替えて、ごまかして、逃げて、隠れて……。

過去の自分が最も嫌いだった自分になって生きていくしかないね。

2013年4月4日木曜日

VMwareゲストOSのUbuntu 12.10へホストOSであるWindows 7からsshを使ってログインする

まずはVMwareのゲストOSであるUbuntu 12.10にsshのインストール。

$ sudo apt-get install ssh

sshはメタパッケージという関連するパッケージをまとめてインストールしてくれるシロモノらしい。
これで、

  • openssh-client
  • openssh-server
の2つのパッケージがインストールされる。

続いて、実行状態の確認。

$ service ssh status
$ ssh start/running, process 4943

すでに実行されていた。驚き。
デーモンの名前がsshdでないことにも少し意外。

続いて、VMwareのホストOSであるWindows 7の準備。
sshでログインするためのターミナルを入手する。
奇をてらわずにTeraTermを選択。

窓の杜 TeraTerm

sshは公開鍵暗号方式の認証を使用するのが一般的。
なので接続する側で公開鍵と秘密鍵を生成する必要がある。
幸いTeraTermには鍵の生成機能がある。

TeraTerm起動直後に表示される接続画面は消して。
設定->SSH鍵生成を選択する。


生成ボタンを押したあと、パスフレーズにはUbuntuのログインしたいユーザーのパスワードを入力する。
公開鍵の保存と秘密鍵の保存を両方共押して、ファイルを保存する。

続いて、生成した公開鍵をゲストOSのUbuntuに登録する。
まず先ほどファイルで保存した公開鍵ファイル(デフォルトの場合、id_rsa.pubとなる)をテキストエディタで開いて、中身をすべてコピーする。

VMware上のUbuntuに移動して、公開鍵の登録作業を行う。

$ cd
$ cd .ssh/
$ nano authorized_keys

公開鍵の登録場所はユーザーホームにある.sshディレクトリの中。
そこに配置したauthorized_keysというファイルの中。
最初はこのファイルはないので、自力で生成する必要がある。
(てっきり空のファイルがあると思って焦った)

VMware上のゲストOSとしてのUbuntu 12.10はホストOSとのクリップボード共有が可能なので、ファイル内にコピーした公開鍵のテキストを貼り付ける。まるごと。
そしてファイルを保存。

最後に、TeraTermを使って接続を試みてみる。



接続先のIPアドレスは、Ubuntu上でifconfigを使って確認する。



inet addrがそれに当たる。

サービスはSSHを選択。
TCPポートは22。
SSHバージョンはSSH2。

そしてOKボタンを押す。



ユーザ名、パスフレーズを入力。
RSA/DSA鍵を使うを選択して、生成した秘密鍵ファイルを参照する。
そしてOKボタンを押す。
(プレーンテキストでもログインできた・・・Ubuntu側のsshの設定の問題だろうか?)



ログインに成功。

2013年3月31日日曜日

仕事と趣味の価値

こんなツイートを見かけた。
さて。
今自分が仕事をやめたら、次の日から何をするか?

  • アニメを見る
  • ラノベを読む
  • 死んだような目でネット巡回
3日で飽きる。
実際、大学の時の半引きこもり時代はそんな感じだった。

お前には仕事がなかったらやることがないのだ。
お前の趣味がお前の人生において占める価値は、時間を浪費することにすら値しないのだ。

そういうことを気付かされる、ある種残酷な質問なんだよなぁ。

2013年3月25日月曜日

Cygwinで今いるディレクトリをウィンドウで開く

ウィンドウで、もとい正確にはエクスプローラーで開く方法。
$explorer.exe .
 explorer.exeのパスは通っているので、explまで打ってタブを押すと残りを補完してくれる。
.は現在いるディレクトリパスを示す。
無論、.を別のディレクトリパスにすれば、そこを開くことも可能。

Cygwinというターミナルを使っているとはいえ、Windows上である以上なんだかんだ言ってもウィンドウを用いて作業をしたほうが都合がいいことがある。
例えば、ダウンロードした画像をCygwinで今いるディレクトリに移したい、など。

ちなみに、上記はコマンドラインでも使用可能。

2013年3月24日日曜日

C#でファイル名の変更

File.Moveで可能。
同じディレクトリ上でも実行できる。
linuxシェルスクリプトにおけるmvと同じみたいなものだと考えればよい。

ちなみに、ソースファイル名と、変更後のファイル名(正確にはファイルパス)が全く同一でも例外は発生しない。

2013年3月21日木曜日

新入生に向けてとか新入社員に向けてという記事が増えてる気がする

「大学入学に向けて、今やるべき10個のこと」とか。
「新入社員が意識しておくべき3つのこと」とか。

例年に増して、目立つようになっている気がする。

たぶん、webに慣れた意識高い系の学生アドバイスに見せかけた説教をしたい、ちょっと成功しているwebに慣れたおっさんの相乗効果のためと思われる。

需要と供給がマッチしている。Win-Winの関係。
誰も損をしない……けれど傍から見るとちょっとウザい。

学生か新入社員か知らないけれど、その記事を読んで感銘を受けている諸君。
おっさんの説教を聞いているだけだぞ。
説教をしたがる奴は成長が止まっていると見ていい。
マジな奴は説教する余裕もなく目の前のことに夢中だ。

この調子でデジタルネイティブが育つと、成長の止まった大学生とかまで説教をしたくなって、結果高校生向けや中学生向けの記事とかも増えてくるんだろうな。
「中学に入学する前に読んでおくべき3冊の本」とか。

という説教をしておしまい。


2013年3月15日金曜日

くぅ~疲コピペを馬鹿にするのはやめてほしいと思う

今流行の馬鹿にされているコピペの代表格に、くぅ~疲コピペというのがある。
以下がその内容。
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」


まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
これはまどか☆マギカのSS(ショートストーリー)投稿スレッドで投稿されたあとがきらしい。

できるならば、公言して馬鹿にするのはやめて欲しいと思う。

他人の恥は面白い。
少なくともこの作者の書いたSS本編よりも、このあとがきの方が名文だ。
恐ろしく心をくすぐってくる。感動と言ってもいい。

この類のあとがきは強烈な中二病心、主に自己顕示欲、妄想力が備わっている人でないと書けない。
書き手は中二病のエリートだ。

これを馬鹿にする風潮が広まると、いくらエリートであれど、尻込みしてしまう。
これは恥ずかしいものだと認識してしまう。
結果、みんなを楽しませる恥のテキストは生まれなくなる。

ネットはもっと恥で溢れて、お互い馬鹿にし合える自由さが必要だ。
ブレーキのかかった駄文が増えるより、はるかに魅力的。

だから、生暖かく見守れる恥行為はあげつらって馬鹿にせず、スルーして欲しい。
それが楽しいネットに繋がるんじゃないかなと思う。


単に、「あとがきにおける作者と登場人物の掛け合い」というあとがきの手法が生き残っているのを見れたのが懐かしく、嬉しかったんだ。

2013年3月12日火曜日

ロケット作品のテンプレートについて(ほうかごのロケッティアを読んだ)

ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)
大樹 連司
小学館
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非常にいい作品だった。
青春!友情!勝利!
いや、勝利はないけれど、どうしてロケットを取り扱う青春作品はこう、どれもこれも外れがないんだろう。

王道といってもいい。
すでにテンプレートもすらある感じもする。

主人公はプロフェッショナルじゃない。ロケットに関しては素人だ。
理系的な才能がほとんどない。器用貧乏なところがある。
ロケットに対する興味もあまりない。
開発の言い出しっぺでないことも多い。何かのきっかけがあって巻き込まれる。流れに流されているうちに誰よりも夢中になっている。
別の目的を持っていて、それを達成するためにロケットが必要だったのが、気づいたら手段と目的が逆転していた、ということが多い。
言い出しっぺでないことから、リーダーという立場ですらないことも多い。カリスマ性は少ない。大体はサブリーダーの立場で、便利屋となっている。
アクが強い天才たちのいるチーム、彼らのコミュニケーションのかすがいとなる。
チームがバラバラになりそうな時に、みんなを説得し、立ち直らせる役割を担う。

主人公はロケットについて知らないし、興味もない、才能もない一般人。
そこが感情移入できるきっかけとなる。
天才には感情移入できないし。

見方を変えると、天才やプロフェッショナルがチームにいない限り、ロケットは作れないということになる。
一般人がロケット開発に関われるのは、せいぜい便利屋が限界なのだ。
そのシビアさはどのロケット作品でも忘れられていない。
ロケット作品を書く人は大抵ロケット大好きで、ロケット開発の困難さをよく理解しているからだろう。

ロケット作品には作者のロケット愛が詰まっている。
だから面白い。

5点。

2013年3月6日水曜日

スオムスいらん子中隊シリーズを読んだ

ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)
ヤマグチ ノボル
角川書店(角川グループパブリッシング)
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自分の中で今、ストライクウィッチーズが熱い。
アニメ1期、2期を見て劇場版も見たけれど、アニメシリーズ以外のスピンオフ作品はあまり気にしたことがなかった。
それがフミッター(島田フミカネ氏のtwitter)での画像投稿、スーパー宮藤あたりからスピンオフ作品を追う決心がついた。
手始めに、まずこの作品、いらん子中隊シリーズから初めて見ることにした。ヤマグチノボルの作品も読み慣れているというのもある。

アニメシリーズにいない、エース級以外のウィッチの活躍がわかって面白い。
アニメではほとんど落とされないウィッチ、壊れないストライカーユニットがバンバン落ちる、壊れる。
アニメでは単体でのドッグファイトで魅せてくれた一方、この作品ではドッグファイトから集団戦術への転換という内容が大きなポイントになっている。
偵察、護衛、爆撃と役割が分離されている描かれており、ミリタリー色が強い。
これは、ヤマグチノボルのミリタリーマニアの面目躍如といったところだろう。
著者のミリタリー愛が凄まじく、それが作品に非常にマッチしている。

意外だったのが、この作品、ガチ百合を扱ってる。
アニメシリーズではせいぜいおっぱいハンター宮藤とかエイラのサーニャへの過保護っぷり(ヘタレっぷり)という「ゆる百合」しかないので、そういう「女の子いっぱい出てくるけどほとんどノーマル」ぐらいだと思っていた。
甘かった。
主人公が悩むほどのガチ百合。
ウィッチの世界もいろいろなんだね。(遠い目)

2013年3月3日日曜日

ねんどろいど 高坂桐乃+リコッタ・エルマール



  • 高坂桐乃のボディ、髪
  • リコッタ・エルマールの顔
しっかり組み合わさるものの、リコッタ・エルマールの顔は高坂桐乃の髪よりも小さく、かなり自由度がある。あり大抵に言えばぐらつく。
デコの面積が広くなって不細工になりそうなので、なんとか髪を前に持っていくようにしている。


ねんどろいど リコッタ・エルマール+新垣あやせ


神経質なロリ主席研究士「どうすんのよこれ、責任とれるの?」

  • リコッタ・エルマールのボディ、髪
  • 新垣あやせの顔
ねんどろいどは標準の微笑み顔より不機嫌な顔のほうが映えると思う。
飾っていて飽きない。
別にMじゃないよ。

ねんどろいど 川島みなみ+末永みらい


「どらっかーよくわかんない」


  • 川島みなみのボディ+髪
  • 末永みらいの顔

ねんどろいど 柏崎星奈+川島みなみ+(新垣あやせ)



  • 柏崎星奈のボディと髪
  • 川島みなみの顔
  • 新垣あやせの手錠

2013年2月27日水曜日

Windows PowerShellのコマンドレットのサンプルが充実している件について



こんばんわ。

このブログを読んでいる少数の読者さん、Windows PowerShell使ってますか?

ちなみに、自分は使ってない。
少し手を出しては、「なんか使いづらい」「なんか違う」「気分が乗らない」と放り出して、古き良き(?)cmd.exeに戻ってばかり。

でも、それじゃダメだ、せっかく用意されている便利ツールをもったいない。
……と思って使い始めている。

Windows PowerShellはオブジェクトベースのターミナル。
扱うオブジェクトというのは.net Frameworkのオブジェクトのため、C#やVBを使用している人ほど便利に扱えるツールになっている。

コマンドレットを打って返ってくるのは皆.net Frameworkで使い慣れたオブジェクトばかり。
.batファイルの不親切で不十分なコマンドを並べて唸るより、スマートでパワフルな.net Frameworkの基本オブジェクトを使ったほうが断然楽だ。

もちろん、何事でも慣れるには少し時間がかかる。
初心者にとっては、ヘルプとサンプルの充実っぷりが重要になってくる。

Windows PowerShellはどうか?
cmd.exeで使用したことのあるhelpコマンドはget-helpコマンドレットとして生まれ変わり、より詳細なヘルプを提供してくれる。


とはいえ、何もオプションを付けずにget-helpを使用しても、大した情報は得られない。
-examplesあるいは-detailもしくは-fullのオプションをget-helpコマンドレットをつけることで、詳細な、整備されたヘルプとサンプルを入手することができる。


MSDNドキュメントもびっくりするほどの量。
特に注目すべきはそのサンプル(例)の数。
get-helpのサンプルですら、なんと15例も存在して動作の詳細を日本語で説明してくれている。
下手にGoogleで検索するよりもよっぽど詳細で信頼性のある情報が手に入る。

これを整備する手間と苦労を考えると、さすがマイクロソフト、と唸らされる。

Rubyの公式ドキュメントもこれぐらいがんばってくれたらなー。

(おわり)

2013年2月26日火曜日

地元の本屋の思い出とか

とりとめのない、オチもない話を書くよ。

今日、地元の本屋に行った。

自分は初めてのバイトをそこで1年間だけしたことがあり、なんか気まずいので普段は行かない。
それも10年前のことだ。改めて書くとなんつー過去だ。
社員の顔もアルバイトの顔も覚えておらず、多分向こうもほとんどが入れ替わっているはず。唯一強烈なキャラクターを誇っていた社長の奥さんがまだいることがわかるくらい。

今思うと、よく雇ってくれたと思う。
当時は大学2年で、親からバイトでもして社会経験積めとせっつかれていた。
そして姉が勝手にバイトの面接の段取りをつけてきたのがその本屋だ。
振り返ると異常だ。

その頃の自分はでっかい銀縁眼鏡をして、キモオタのステレオタイプみたいな服を着てた。
半分以上は親が買っていたのと親戚のお下がり。ひどい。
今でも大して変わってない。

ダボダボのTシャツを着て汗を流しながら、面接官だった社長の奥さんに「好きな本は?」「村上春樹です」「あー最近人気よねー、どういうところが好きなの?」とか聞かれたのを覚えている。
その時なんて答えたのかは、はっきりと覚えていない。

本当に、よく雇ってくれたなと思う。
人出が足りていない感じでもなかったのに。

バイトの初期はずっと返本作業をしていた覚えがある。
シュリンクがある本はシュリンクを破いて、バーコードリーダーで読む。
本を箱に詰める。詰める。できるだけ本が傷まないよう綺麗になおかつ箱の体積が無駄にならないように木組みパズルをするのかのように詰める。
あとは清掃、そしてレジ。
ポップを書くようなセンスもなく、絵もかけず、字も下手だった。
なので、他のアルバイトや社員が作ったポップをラミネートにかけ、切り取り、所定の場所に貼り付けるなど。
高所作業で重宝されていた気がする。
わからないこと焦ったことはすべて社員に回した。まあ、それはいい。アルバイトが客の前でテンパるよりマシだ。

箒とちりとりを扱うのが苦手で馬鹿にされた覚えなどある。
あと、包装が下手くそすぎて社員からも客からもひどい目付きで睨まれた覚えがある。

客とトラブルを起こした覚えはほとんどない。
いわゆる真面目系クズだったので、真面目さが取り柄としてなんとかなっていたような気がする。

半年くらいして自分に近い感じの学生がまたバイトに入ってきた。
もしかすると社長の奥さんは「仕事が出来そうな奴」よりも「本を読んでそうな真面目そうな奴」を採用していたのかもしれない。

1年経過してちょうど慣れてきて、社員や他のバイトと食事に行くようになったあたりで辞めた。
自分の学部は工学系で、大学のコマ数が多くシフトに入れなくなったり、クラブ活動を優先したくなったりしたからだ。
その後は大学の学内のバイトなどで適当に過ごしていた。

ここでの接客の経験がたぶん、自分の糧になっている気がしないでもない。

その後ドラッグストアとかでもバイトしたりした。
キモオタでコミュ障でもバイト経験が4つぐらいになると、なんとかなるようになる。
これはマジで。


そういう自分にとって色々思い出のある本屋に今日行った。
何か面白い本がないか(というか暇つぶしに)ぶらぶらしていたら、社員やアルバイトの雑談が耳に入ることに気づいた。
たぶん昔もこうだったんだろう。
昔も今も相当なコミュ障でまともに雑談なんて出来なかったので、周りの社員やバイトが雑談している中ひたすら箱を閉じる機械をガチャガチャやったり、スリップを分けたりしていた気がする。

なんで雑談が気になったか、ということが帰ってから気になった。
よく行く3店舗ほどの大型書店では店員が雑談しているところなんて見たことも聞いたこともないからだ。
もっと言うなら、コンビニのバイトですら雑談しているところをほとんど見たことがない。
利益をあげようと必死になってるところは、どこも真面目過ぎる。

その本屋は新書や雑誌はともかく、漫画の品揃えが面白い。良い、じゃない。面白い。
「お、通ぶったところを出そうとしているな」とか「あ、これは完全コミック担当の趣味だな」とか「これは出版社の営業に負けたな」というのが目に見えてわかるからだ。
大型書店だとそういうのはあまりない。データに従って素直に並べるだけ並べていく。

地元の小規模なチェーンだけれど、たぶん経営がギリギリなんだろう。
気づいたら店舗がなくなったりしている。

ライトノベルの揃えは悪くないどころかむしろいいし。
漫画も前述したように面白いし、コミック担当の好みに近い。
応援して積極的に金を落としたほうがいいのかもしれない。

それでもいろんな思い出とか恥ずかしさとかがあって、結局そこの本屋で買い物をするのは年に1,2回、1000円くらいになってる。

それだけ。

2013年2月24日日曜日

最近読んだライトノベル

また溜まってきたので、まとめて紹介するよ。

ミニスカ宇宙海賊

ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ) (朝日ノベルズ)
笹本 祐一
朝日新聞出版
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アニメ化した際、原作も面白いよ!という意見は聞いていたもものすっかり忘れていた作品。
アニメも途中で見なくなっちゃったし、改変されたアニメのタイトルも忘れた。あ、今調べて思い出した。モーレツ宇宙海賊だった。
作者は非常に年季の入ったライトノベル作家。作品に妖精作戦って、いつの時代の作品だ。読んでないけど。
作品としては、非常に丁寧に書かれた小規模なスペース・オペラという感じ。
技術や戦術が細かく書かれているところもあれば、おいおい都合良すぎるだろというところもあり、平均するとフラットになる。
ちょっと惜しいのが登場人物の感情の動きが弱く、ドラマ性があんまり感じられないこと。
味方も敵も地団駄を踏んで悔しがったりするようなことがない。カタルシスが少ない。
これ絶体絶命の窮地じゃないのってシーンでもニヒルに感じるほど落ち着いてる。
まだ既刊の最後まで読み終わっていないけれど、アニメの評判が高いのはアニメスタッフのおかげなのかも。
3点。

獣の奏者

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
上橋 菜穂子
講談社
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これはライトノベルじゃない気がするが、まあいいや。
これもアニメ化した作品。NHK教育で。
確かほとんど漏らさず見ていた覚えがある。
同著者の作品、精霊の守り人のアニメが圧倒的な良作で、なおかつ原作の守り人シリーズも面白かったので、それにつられて読んだ。

精霊の守り人 (新潮文庫)
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上橋 菜穂子
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精霊の守り人 SET1 〈期間限定生産〉 [DVD]
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ちなみに精霊の守り人のDVD-BOXはどういうわけか非常に安い。買って損はない作品なので興味があったら買うことをオススメする。
話を戻して獣の奏者の感想。
アニメを見た身からすると、非常に駆け足な展開に感じた。
主人公エリンの人情味のある感情の動きが弱く、一方、誠実さと獣に対する熱意、それをめぐる苦悩が強い。そのためあまり感情を移入できない。
読んでいて気づいたのだけれど、この作品の裏に流れているテーマは守り人シリーズとほとんど同じだった。
神話の時代の終わりとその転換で活躍、翻弄される人たちについてというもの。
作者が民俗学をやっているせいなのかな?たぶん特有な民俗学を学ぶ中で、独自の文化が科学と現代文化に乱され変わっていくという流れを何度も知ったんだろう。
まだ読んでいる途中だけれど、テレビ化されていない3巻からは、暴力と政治、国家間の話が出てきてより守り人シリーズに近づいていく。
そういえば守り人シリーズも1巻とそれ以降じゃ話の流れが大きく違ったかな。
自分としては、緊迫感のあるスケールの大きな話のほうが好きなので、好都合だけれど。
3点。


精霊使いの剣舞

精霊使いの剣舞 (剣と学院と火猫少女)(MF文庫J)
志瑞 祐
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出だしが「おいおいテンプレ過ぎるだろ」と思わせるものだったけれど、それを乗り越えると読み進められる。
あらすじとしては……あまり語るところがない。
ファンタジーとバトルとエロと萌えがどれも60点に揃えられており、ある意味安定して読める。
どの要素も高得点を弾き出さない一方、落第することもないので心が癒される。
今ストーリーを脳内で確認してみると、風呂敷が広げられすぎたり、何らかのインフレが起こっていないことに気づいた。これは好印象。
ファンタジーとバトルが入ると、慣れていない作者はどうしてもジャンプ掲載の漫画のようにパワーなり世界観なりのインフレが起こって収集がつかなくなる。その挙句伏線が放置されるようになったり。
そういったことがない。非常に地道。しっかりと話の枠組みを作って書いているのかな?
その分ダイナミックさに欠けるけれど、枠が壊れて収集がつかなくなった挙句尻すぼみになるよりマシ。
最新刊で大きな進展があったらしいので、また読まないと。
3点。


変態王子と笑わない猫。

変態王子と笑わない猫。 (MF文庫J)
さがら 総
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あー、カントクの絵は非常に可愛い。文句のつけようがない。
これほどのイラストレーターがイラスト担当になるなら、確実に作品が面白いはず。
最近のライトノベル出版社は作品のヒットに対する期待度でイラストレーターをあてがうので、表紙買いでハズレを引くことは少なくなってきた。
かわいいイラスト=面白いライトノベル、だ。
読み始めて戸惑った。この作者、文体がかなりトリッキーだ。
特に1巻はその傾向が強く、トリッキーさを抑えきれていない。
少し竹宮ゆゆこに近いかなと思ったけれどあの作者は青春のドタバタを書く一方でこっちは変態を書いている。
文体と書く内容が案外マッチしていて、慣れるとスラスラ読み進めることが出来るようになった。
あらすじとしては、願いを叶える質の悪い猫の神様?みたいなのがいて、それに翻弄される変態の主人公とヒロインズという感じ。
この主人公の動きが珍妙で、毎巻ごとに身近なヒロインを落とす。それを繰り返してる。いい加減首がしまるというのに。
そろそろ閉める余地がなくなってきて修羅場が近いので、このまま終わるのか、それともまだまだドタバタが続くのか、予想できない。
4点。


乃木坂春香の秘密

乃木坂春香の秘密 (電撃文庫)
五十嵐 雄策
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有名作品。
2回もアニメ化したし。もしかしてそれ以上してるのかな?
甘い萌えとほんのりのエロがずーっと続くだろうなと予想してはいたけれど、予想が一切はずれなかった。
胸焼けするくらいずーっと続く。
そのため途中で読むのをやめてしまった。起伏が少ないし、あっても予定調和なので。
こういう作品がライトノベル界にて何作か常に連載されていることは大切なので、作品を否定する気はない。むしろ存在してくれてありがとうと言いたい。
精神の糖分がなくなったらまた読もうと思う。
2点。


まよチキ!

まよチキ! (MF文庫J)
まよチキ! (MF文庫J)
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あさの ハジメ
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売り上げランキング: 94,916

うーん、あんまり覚えてないぞ。
読んだのが結構前なのと、そんなに面白くなかったのとで。
最終巻まで読みきったはいいのだけれど、終わり方が非常に平凡だった。
12巻まで続けずに5巻ぐらいまでに話を圧縮したらさぞかし面白いものになったんだろうな、と思ったり。
2点。


ストライクウィッチーズ劇場版 還りたい空

ストライクウィッチーズ 劇場版  還りたい空 (角川スニーカー文庫)
南房 秀久
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-03-31)
売り上げランキング: 40,659

お、劇場版の小説が出ているのか、ぐらいしか考えずに読んだ。
以前別のストライクウィッチーズの小説を読んだときは、「なんだこの出来の悪いSSみたいな話の連続は」とか思って覚えがある。
一方今回はそんなこともなくてよかった。
劇場版の話に非常に忠実。安心して読めた。
3点。


フルメタル・パニック・アナザー

フルメタル・パニック! アナザー1 (富士見ファンタジア文庫)
大黒 尚人
富士見書房 (2011-08-20)
売り上げランキング: 11,702

市の図書館はどういうわけかフルメタの入庫スピードが非常に早い。
おかげで購入せずにすぐ新刊を読むことができる。ありがたい事この上ない。
それにしても、毎巻読むたびに感心させられる。
アニメ化3回、大団円で終わった大人気のシリーズ。
そのスピンオフをよくもここまで綺麗に、なおかつフルメタの色を消さずに書けるなぁ、と。
原作者がバックにいるとはいえ、ファンを満足させるスピンオフってそうそうない。
それとも賀東招二の脚本力なんだろうか。
このままフルメタを楽しませ続けてくれたら何も文句のつけようがない。
4点。

今回の紹介はこれぐらいで。